前回の一件から完全に意気消沈してしまいナンパから完全に離れていた。

今日はふらっと都内へ服を見に行き、ちょっと時間が余ったため2時間くらいやってみるかと思い
久々にアプローチへ繰り出した。

久々にアプローチしてみて自分でもびびったのだが、全くと言って良いほど声がかけられない。

アプローチしようとターゲットのバックに付くが、口から心臓が飛び出しそうになるくらい鼓動が一気に高まってしまい、そこから一歩前に出れないのだ。

こうなったら道具に頼るしかない思いじゃがりこを調達するも、普通に「どうもっ」言えない状態で「落としたよ」なんて言える訳がなかった。

俺は完全に地蔵に戻っていた。

声かけしたらまた女に暴言を吐かれるかもしれない

警察を呼ばれるかもしれない。

頭に浮かぶのは前回の苦い記憶の数々。

あの時は気にしてない風を装っていたが、どうやら、実際は強烈なトラウマとして植え付けられていたようだ。

結局、何も出来ずに1時間もただ徘徊するだけになってしまった。

「これじゃダメだ」そう思い直し、こ自分がどうやって地蔵を克服したのかを改めて思い出し、実践。

45分くらいこれをやったところでようやくオープン後から平行トークできるとこまで感覚が戻ってきた。

その後は街を徘徊しながら良い感じの子に声かけするいつものスタイルに戻して活動。

結局、この日は正味3時間くらい声かけした。

連れ出しは0。

仕方ない。

改めて思ったが、俺の地蔵が根治することは無い。

出撃しなくなったら常に地蔵に逆戻りする。

こう言った点からも、出撃回数を維持していくことがいかに重要かを思い知ることになった。

来週は久々に土日出るかな。

著者

ピット

ナンパ活動日記。TAV。

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