昨日のアプローチのスピンオフ。
久々にホーム新宿へ来た。
インしてからすぐ、西武新宿線辺りを歩いているとめっちゃタイプのギャル発見。
戦闘態勢に入る。
ここは工事中で道幅が狭いため、タイミングを見計らい人の流れが切れたところで「お疲れ様です」でアプローチ開始。
ガンシカかと思いきや、めっちゃ快活に「お疲れさまでーす」と返してきた。
友達とランチ後、ドーナツを買った帰りらしく、早く帰って食べたいとのこと。
「それなら、ドーナツに合う”お茶”って言う高級な飲み物買うんでドーナツについて話しましょう」で連れ出し。
連れ出したは良いものの、終始会話のペースを握られた。
「銀座の~って言うお店で働いてて~」
「給料は~制で、上がったり下がったりが激しいんです~」
すまん、どれもこれも全くピンと来ない。
それもそのはず、俺は地元のキャバクラさえも行ったことがないのに、銀座のキャバクラなんて行ったことがあるわけがない。
今思うと、ターゲットは俺が夜関係の人間だと思っていたようで、こいつなら多少話しわかるかなと思って付いてきた部分もあっただろう。
だが、俺の反応を見て「なんかちげーなこいつ。」と思ったに違いない。
そして、「ってか、今日土曜日だろ?稼ぎ時じゃねーの?」この発言により、完全に「こいつ無し」判定を食らった。
銀座のキャバと言うのは土日休みの店が多いらしい。
知らんわそんなの(笑)
要は、属性と言うのが完全に違うと思われた訳だ。
キャバ嬢みたいなやつは仕事からフックを引き出しやすい属性だと思っている。
そこを理解できなければこの手がホンネを出すことはまず無いだろう。
「ってかさ、今度遊びたいからライン交換しようよ!」ターゲットは言った。
察する力を口酸っぱく言われている俺は、この発言の本当の意味を即理解した。
ここまでで、既にこのターゲットは俺に無し判定を下している。
このことから、この発言の意味は「これ以上話すのだりーし、さっさとライン交換してやるから私を解放してくれ。」と言う意味だったのだろう。
実際にブロックされていることからも、俺の読みは正しかったはずだ。
声かけから別れるまでの音声を聞いてみたが、18から銀座に乗り込み4年キャバ嬢として凌ぎを削ってきた彼女の発言は、男の喜びそうなポイントを的確に、見事に突いている。
例えば、「話上手すぎる(笑)」「こんな人初めて会った(笑)」「今度遊んでみたい」これらは、相手を特別視しつつ、なんとなく「あんたに気があるわよ」と言うニュアンスが絶妙に伝わってくる(もちろん彼女にそんな気は全く無いのは100も承知だ。)
「チャラい(笑)」と言う発言も、「モテそう」と言う特別視に変わる言葉として彼女は多用していた。
また、「好きなタイプは?」と言う問いに対して彼女は「健康そうな人」と答えたのだが、これはマジで秀逸なだと思った。
健康そうという定義は人それぞれで、痩せている人は食に気を付けていそう=健康そう、体格の好い人はしっかりご飯食べてそう=健康そうとも取れる。
ここまでで「あなたに興味ありますよ」と匂わせて来たのだから、〆にこれを言うことで、言われた方は「あ、もしかして俺のことタイプなのかな、、、」とコロッと落ちる。
キャバ嬢とはそう言った勘違いを誘うプロでもあるのだ。
これを書いていて、ライン交換のくだりについても気付いたことがある。
ナンパして連れ出した結果、その日の内にどうにかしたいと思う存分ナンパ師側の気持ちは、”次は無い”と思っている場合がほとんどだ。
連絡先を交換したところでどうせ次は会えないと。
だが、このターゲットはこちらへの興味を匂わせることで、次また会えることを期待させている。
そうするとこちらからすれば「食い付きありそうだし、ここで放流しても次回で大丈夫か」と思ってしまう。
そして、ブロックされる。
やつらは日々多種多様な男を見てきている。ナンパやスカウトみたいなやつらの扱いなんて朝飯前と言ったところだろう。
では、これからこの手のタイプはどのように対処していくべきなのか。
方法は2つ。
①属性の合わせ
②Sキャラ
具体的にまとめてみよう。
①属性の合わせ
誰かがツイートしていたが、夜歴が長い女は属性が違う人間には絶対に心を開かないらしい。
故に、声を掛ける側はキャバ、ラウンジのシステムを知ることはまずは当たり前。
更に店の名前、給与システム、地域による相場くらいは知っておかないと口説くスタートラインにすら立てない。
②Sキャラ
笑顔で話をウンウンと聞く男はやつらからすればめちゃくちゃ楽な相手で、何千、何万と言う男たちを相手に培われたボキャブラリー、話の展開に飲み込まれやすい。
相づちはうちつつも、それ以上にいじる方向に振り切った方が嫌われるリスクはあるがまだ主導権を握りやすいような気がする
まぁ、これらは実践の中で培っていくしかない。
何はともあれ、今回は完敗だ。